神奈川県厚木市戸室で整体をメインに行う
とむろ接骨院、院長の諸杉剛です。
あなたは、こんな疑問はございませんか?
腰のコルセットや骨盤バンドで、こんなことを言われたことや、思ったことはありませんか?
■コルセットをつけると筋肉が落ちてしまうよ。
■筋肉が落ちるからコルセットはつけない方がいいよ。
■腰のバンドをつけるとお腹がやせるのかな…?
■コルセットをつけると、動きずらいし、夏なんかは暑くてつけたくない。
■トイレに行くときの付け外しが大変…
■そもそも腰バンドを巻くと、余計に痛くなる…
病院や知合いに腰のコルセットを付けた方が良いと言われるが、効果があるのか、効果がないのか、いまいち良くわからない。
腰の痛みが少しでも軽くなるのなら、付けてみようと思うけど、実際の所どうなんだろう…?
あなたはそんなことを思ったことはございませんか?
結論から言いますと腰のコルセットは使った方が良いです。
しかし、ここで注意してほしい3つのポイントがあります。それは
3つのポイント
1、バンドの巻き方
2、バンドを巻く時間
3、使うタイミングがある
です。骨盤バンドを使うにも、やみくもに腰にまけば良いという事ではありません。
ここで簡単に説明していきます。
1、バンドの巻き方
良く見られるのが、お腹にまいている方です。「おなかが苦しくて食事の量が減ってしまう…」「おなかが締め付けられて、呼吸するのも苦しいです…」
良く質問されます。
これは巻く位置が上過ぎてしまっています。
骨盤バンドは基本的に骨盤を押さえます。骨盤って言っても、どの部分か分かりにくいですよね…
なので、こんなに下につけるのですか?とよく聞かれますが、そのくらいでいいのです。
また、お仕事や家事、日常生活で動いていると、バンドが少しずつ上の方にズレていきます。
これは骨盤よりもウェストの方が細いから仕方がないのです。
上の方にズレて来たと感じたら、こまめに下に引っ張って元の位置に戻してください。
2、バンドを巻く時間
基本的にバンドを巻く時は、動いているときです。
寝ているときは外してください。寝ているときは腰に負担がありませんし、バンドで体を締め付けると血液の流れが悪くなり、疲れも取れません。
また、日中でも体を横にして休んでいたり、ソファーなどでくつろいでいるときは外してください。
腰に負担がかかっていない状態のときは基本的に外しましょう。
なので、バンドをつけるときは、朝起きてすぐに巻き、日中家事やお仕事中、運動しているときなど、腰に負担がかかる時です。デスクワークでも腰に負荷がかかる感じがする場合はつけましょう。そして、お風呂に入る時に外し、夜寝るときも外してください。
バンドを1日中つけっぱなしにすると筋肉が落ちる。とよく言われますが、上記のルールを守っていただければ、筋肉が落ちることはありません。
そして、症状が軽くなってきたら、少しずつバンドをつけない時間を増やしていきましょう。
バンドはあくまでも1次的な補助装具で固定の意味があります。
例えば、足首を骨折して、ギブスを巻いて固定します。1か月後、ギプスを外すと反対のふくらはぎより筋肉が落ち細くなりますよね。筋肉を1か月動かせなかった結果です。これと同じで、腰も固定するとその周りの筋肉が落ちてしまいます。
3、使うタイミングがある
ここまで説明したように、バンドを巻くことには効果があります。
しかし、ここで注意点があります。
痛みが出ている状態でバンドを巻けばそれなりに効果はあります。
バンドを巻いてもあまり効果が感じられない…と思う方は、それは骨盤にズレが出ている状態でバンドを巻いているからなのかもしれません。
腰の痛みが出る原因として、骨盤のズレが考えられます。
この骨盤のズレが出ている状態でバンドを巻いても、なかなか症状が改善されない場合があります。正常な骨盤の位置に戻し、体のゆがみが整ったところで骨盤にバンドを巻いて固定してあげると正常な骨盤の位置で落ち着いてきます。
ご自身で骨盤を調整するのは難しいかもしれませんが、ストレッチや体操などをうまく利用して、骨盤まわりの筋肉をゆるめ、骨盤体操などを行った後に、バンドを巻くといいでしょう。
コラム執筆・監修者
株式会社バリアスシダー
とむろ接骨院
代表取締役 諸杉剛
保有資格・認定・習得:
- 厚生労働省認定・柔道整復師
- 日本姿勢医学認定・姿勢整体師
- 全日本剣道連盟認定・剣道3段
- 柔道連盟認定・柔道初段
業界歴:26年
臨床数5万名以上
経歴:
- 福島県立勿来高等学校卒業
- 仙台赤門鍼灸柔整専門学校卒業
- 埼玉県越谷・千葉県船橋・茨城県日立にて10年修行
- 神奈川県厚木市にて開業