諸杉 剛(もろすぎ つよし)
保有資格・認定・習得:
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株式会社バリアスシダー
代表取締役 諸杉剛
院名・とむろ接骨院
保有資格・認定・習得:
- 厚生労働省認定・柔道整復師
- 日本姿勢医学認定・姿勢整体師
- 全日本剣道連盟認定・剣道3段
- 柔道連盟認定・柔道初段
業界歴:26年
臨床数5万名以上
経歴:
- 福島県立勿来高等学校卒業
- 仙台赤門鍼灸柔整専門学校卒業
- 埼玉県越谷・千葉県船橋・茨城県日立にて10年修行
- 厚木市にて開業
こんにちは。とむろ接骨院の諸杉剛です。
私は1970年6月23日、福島県いわき市で生まれ育ちました。
海が近くて、子供のころはよく釣りや海水浴に行って水泳は海で覚え
ました。今はほぼ泳げません…
2011年の東日本大震災の時、私は厚木にいましたが、実家は
屋根瓦が崩れ津波が目の前までやってきたそうです。
隣町は流されてしまいました。今は放射能の影響がありますが、
少しずつ復興しています。
恩師への憧れ
私は小学2年から剣道を始め、その時の剣道の恩師が接骨院の先生でした。
その頃から「先生みたくなりたい」「接骨院の先生になればずっと剣道が出来る」
と漠然と思っていました。
その思いは高校3年まで変わらず、この道に進む決心をしました。
しかし当時は接骨院の学校が全国に十数校しかなく(現在は約100校)
学校に入るのが厳しく2年受検に落ち、2年間ほかの仕事(とび職・お寺の厨房など)をしました。
初めて社会に出て働き、仕事の厳しさ、社会の常識、責任感など、いろんなことが学べ、
今でも役に立っています。
2年間仕事しながら学費をためて無事、専門学校に合格することが出来ました。
私は高校までの勉強の成績は決して良くはなかったです。(下から数えた方が早かったです…)
2年間も苦労して、自分の意志で入りたくて、やっと入れた学校なので、本当に3年間猛勉強しました。
おかげで成績は常に上位で、無事国家試験に合格しました。
卒業して修業が始まり、いろんな経験を積みました。
修行時代
初めての修業先の先生は昔堅気の先生で「技術は見て覚えろ」「世の中で盗んでいいものは技術だけだ」と半年間は包帯作りのみでした。
その時の包帯はサラシから作り、縦に4列に裂いて、両端のほつれを取り、手で巻いていくという作業です。(今は出来ている包帯がありますし包帯を巻く機械がありますのでとても楽ですね~)しかしその経験により、包帯が手に馴染むことを覚え
包帯を握った時に大体の長さがわかります。
また、当時は骨折や脱臼の患者さんが多く整復の時の音にびっくりしたのを覚えています。
その後、埼玉県越谷市、千葉県船橋市、茨城県日立市の接骨院にて約10年修業を続けました。
越谷市では、先輩先生方に基礎から教えて頂きました。
しかし分からない事は、聞かないと教えてくれず、黙っていただけでは何も教えてもらえません。必死でした…。
質問を繰り返し繰り返しして、治療後は先輩先生の体を借りて、手技の練習、
包帯巻きの練習、解剖学の勉強など、毎日夜遅くまで練習していました。
船橋市では、整形外科に勤め、レントゲンの診かた、骨折の治し方、ギプスの巻き方など
ほぼケガの治療を診させていただきました。
また、日立市では分院の立ち上げから、すべて任され、立ち上げから4年間、1日も休むことなく、
1日約70人の患者さんを治療させていただき、様々な症状に直面し、大変勉強になりました。
この10年間の修行で感じたことは、先生と患者さんの関係でも、やっぱり人と人との関係がすべてで、心の通う治療が1番大切で、1番効果が出る事でした。
厚木市での開院
さまざまな患者さんと接し、いろいろな技術を習得し、ここ厚木市で平成13年に開院しました。
知り合いは誰もいなく(義姉1人のみ)土地勘もなく、なんの頼りもない、ゼロからのスタートでした。
おかげさまで、現在こうして治療ができているのは、みなさんのあたたかい気持ちのおかげだとつくづく感謝しています。
これからも患者さん一人一人と真剣に向き合い、あなたの悩みに対し、
私に何が出来るのかを考え、少しでもお役に立てるよう努めていきます。
今後ともよろしくお願い致します。